【まさか私が!?】老眼との馴れ初め体験談
56歳の主婦です。私は、もう10年以上老眼ですが、周りの友人達も老眼との馴れ初めには皆一様に同じ反応をするのでおもしろいです。
老眼は誰にでも訪れる
歳をとるとかなりの確率で老眼になってきます。「まさか私が」とみんな思っているようですが、40歳以降になると男女ともに話が聞かれます。
近眼などでメガネをかけている人たちはこの事にあまり驚きを示さないのですが、今まで視力の良かった人にとってはショックは大きいようです。
左右ともに視力が2.0だった人でも、新聞の文字がぼやけてきたり、二重に見えたり…仕事の疲れだと思っていたのに日々見えにくい状態が続くようになってきます。
「目の病気なんだろうか?」と思い眼科に行って検査を受けると、診断結果は“老眼”。「まさか自分が!?」と思い、周りの同世代の人々に聞いてみると、その老眼の多い事に驚く…そんな体験をする人が多いです。
目が今まで見えていた風景が、違った風景に感じてしまう位見え方が変わっていくので、驚くことは仕方ありません。
裸眼で問題なく新聞や雑誌や、会社に提出する文書も、見えていたはずの文字がぼやけて見えなくなるのです。怖いものです…私の周囲にも、そんな友人がたくさんいます。
諦めがつくと、老眼鏡を購入しだす(笑)
老眼だと諦めがついてくると、次に行う行為が老眼鏡の購入です。
近眼などの子供のころから普通にメガネを使ってきた人は慣れているでしょうが、メガネを購入したことの無い人はどこで老眼鏡を購入していいのかすらわかりません。
眼科で診断を受けてから専門のメガネ屋さんで処方通りのメガネを作ってもらう人、直接メガネ屋さんへ行く人などもいますが、どこからともなく100円ショップなどにも売っている事を聞いて購入する人が出現してきます。
100円ショップで買った人達のまず一声が、100円ショップの老眼鏡でも問題なく使えるとの事をあちこちで話しだします。
私の周りの7割近い人たちが100ショップや雑貨店で数本購入しています。メガネを使ってみての一言も大体みな同じで、「こんなに見えるとは思わなかった」との話を聞きます。
メガネを使用した事の無い人にとってのメガネの初体験は驚くべきことです。私もそうでした。子どもの頃に虫眼鏡をつかって昆虫をみたり、本を見た時と同じような感動です。
ぼやけたり二重に見えていたものがはっきり大きく見えるのです。驚きです。
歳をとると“老眼”が共通の話題になり、親近感をもてるように
40歳から50歳後半になると、裸眼の目の良かった人とは別に近眼の人達にも老眼が増え始め、今まで裸眼での目の良かった人だけでなく近眼の人達とも老眼の話が出来るようになり、老眼の話で共有できるようになって、目の不調を痛み分けできるようになり、飲み会の席の題材の一つになります。
中高年化とともに体調の老化や体力の減少、視力低下など時期を同じようにして同年代が変化してきます。時期的には個人に差がありますが、受け入れなければいけない事です。
悲しいですがこれも老化です…体は必然的に劣化してきます。せめてでも、これ以上老眼がひどくならないように頑張るしかありません。
若い時より目に負担をかけないようにして、休憩を少し長くとり、必要に応じて目薬や眼科への通院を考えながら生活するようにしなければいけません。
目は生きている間は大切な器官です。大事に使いましょうね。