疲れ目お悩み研究室

眼精疲労・ドライアイ・老眼など、目に関する悩みを解決していきます

【老眼と認めたくなかったが…】今では働いてきた目に感謝しています

55歳、男性会社員です。ついに老眼になってしまった私の体験談です。

老眼だと認めてしまうのが悔しい!

年齢を重ねるにつれて、身体のあちこちに不具合が出てきます。ご多聞に漏れることなく、こういう私も数年前から老眼になりました。

40代後半あたりからでしょうか、最初のうちはただのかすみ目かと思っていました。頻繁に目薬などさして具合を見てきましたが、一向に改善する様子がありません。

だんだんと歳を重ねるにつれ細かい文字が日に日に見えにくくなってくるのです。「そうか、とうとう私も老眼になったのか…」と悟りました。

早速100円均一に行き、老眼鏡を購入しました。最初のうちは人前でその老眼鏡をかけるのがとても恥ずかしくて、必死に目を凝らして、霞む文字を睨みつけました。

最も困ったのは、仕事場でのパソコン操作です。隣でパソコンのキーボードを叩く若者に、自分が老眼にかかったことを知られるのが悔しくて、老眼鏡をかけることなく私もパソコンを操作していました。

でも細かい文字が見えません。なかなかはかどらない私の仕事ぶりに気づいた隣の若者が、「〇〇さん、老眼ですか?」と聞くので、止む無く「どうやらそうみたいなんだ」と答えざるを得なかった時のことを、今でも悔しく思い出すことがあります。

「そのうちお前も老眼になるのだからな…」とは言いません。心の中で言い返しました。

電車の中でのスマホ。隣の席の若者が見ている間隔との違いに愕然…

電車の中でのスマホも、日を追って見づらくなってきました。隣の若者との、スマホと目の間隔が違うことに改めて驚かされました。

私は腕を目一杯伸ばし、スマホと顔の間隔を大きくして、目を細めながらやっとの思いで画面を見ます。

でも若者たちスマホと顔の距離がとても近くて、よくもそんなに間近でよく見ることができるな、改めて感心させられました。

最初のうちは意地で画面を近づけて見ていましたが、今ではとても見ることができません。腕を大きく伸ばし、なおかつ文字を拡大しながらスマホを見入る状態です。

いつの間にか、ここまで差が出ていた事に気が付き、愕然としてしまいました。

今まで働いてきた目に感謝!これからも労っていきます!

今では仕事中であり、電車の中でスマホを見る時であれ、ポケットから老眼鏡を取り出し、ためらうことなくそれをかけます。その姿がだんだんと板についてきたようです。恥ずかしいという気持ちも薄れてきました。

なにせ、そんなことを思っていたら仕事ができませんからね。今まで数え切れないほどの書類を読み、数え切れないほどの書物に目を通し、数え切れないほどの物を見続けていた目です。感謝の気持ちしかありません。

老眼になってしまうのは必然のことです。これから私にできることは、長い間私のために活躍してきた眼をいたわってあげることだと思います。これは眼に限ったことではありません。

身体のあちこちの器官に感謝しいたわることは、歳を重ねる上での義務であると感じています。これからも一生この眼をいたわりながら、生き続けて生きますよ。

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