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主人にやってきた“老眼”初めのうちは笑っていたのですが…

私が目が悪くなったのは、小学校4年生の時でした。転校したのがきっかけで急に悪くなり、それから中学校までは眼鏡、高校からコンタクトを使用しています。

視力はどんどん下がり、今では裸眼では人の顔すらのっぺらぼうに見えてしまう状態です。

眼鏡を外したら、その眼鏡さえ何処に置いたか探すのも一苦労で、「メガネメガネ…」と手探りで探したり、主人に見つけてもらう程です。

しかし、数年前まではそれ程不便だと思った事もなく、見えないのが当たり前で、数年に一度コンタクトを買い換える程度でした。

視力も下がらなくなったので、コンタクトを外した時にはめる眼鏡もレンズを換える必用もなく快適に過ごしていました。

しかし、４０代半ばごろだったかと思いますが、主人が老眼になり「小さい文字が見難い」と言って老眼鏡を使い始めました。

そこまで字が見え難くなるとは想像もつかなったので笑っていたのですが、そのうちに私も段々と小さい字が見え難くなってきて、ついにやって来ました。老眼が…

“遠近両用コンタクト”ってものがあるんですね

あの時は笑っていた老眼ですが、いざ自分がなってみると、まさかこんなに不便な物とは思いませんでした。そして、私も老眼鏡を作ることにしました。

眼鏡に遠近両用があるのは知っていたのですが、コンタクトにもあるんですね！？

せっかくなら、慣れているコンタクトの方が良いと思い、私は初めて遠近両用のコンタクトを作ってみました。

レンズの外が老眼用で真ん中が遠くを見る様に出来ていました。私はハードレンズなので、目の中でレンズが動くのですが、目が乾いた時は外側の部分が瞳の真ん中で動かなくなるので気持ち悪くなります。

そんな時は、目薬を点して目の乾きを解消しています。帳簿を付けたりパソコンを打ったりする時は、下を向くと手元が良く見えるので、これはとても便利です。

それから、予備に眼鏡も遠近両用を作ろうと思い作りに行ったのですが、いざ作って見るととても勝手が悪く、近くを見る時は眼鏡を外した方が良く見えるので、コンタクトをつけていない時間は眼鏡を着けたり外したりでとても目が疲れるようになりました。

老眼で目の負担が増えたのか、眼精疲労にも…

目の奥が痛くなって、酷い時は頭まで痛くなるようになりました。老眼が入るまでは、目が悪い事に不自由は感じなかったのに、今はとても不便だし目は疲れるしで困っています。

私も仕事上パソコンを良く使うのですが、時間が長くなったり、スマホを見る時間もあったりすると、肩こりも酷くなって、これがテレビで良く宣伝している、眼精疲労と言う物なんだと初めてしりました。

余りにもきつい時は、目を暖めたり、目薬をさしたり、頭痛がする時は痛み止めを飲んだりしています。

若い時は、両親やお年寄りが、年を取ると良い事は一つも無いと良く行っているのを聞いていて、そんな事は無いだろう、自分だけはそんな風には思わないだろうと思っていました。

ですが、実際に自分が老眼になってみると、身体が年を取っている事を教えてくれるんだと思いました。

何でもそうですが、その立場になってみないと判らない事は、沢山あると良く判りました。