疲れ目お悩み研究室

眼精疲労・ドライアイ・老眼など、目に関する悩みを解決していきます

【目の疲れで重大な仕事のミス】若年性老眼が原因?

目は、瞼を閉じるまで常に神経を使っています。目が疲れると、思わぬトラブルが続発してきます。特に私は、仕事でのトラブルが最も多いです。

ファンケルのえんきん

一日中工作機械とにらめっこの仕事。とにかく目の負担がすごい

私は、現在35歳になる工場勤務の男性です。仕事では、図面と何時間もにらめっこしながら、工作機械にプログラムを打ち込んでいくので、とにかく目を酷使しています。

本当ならば、PCに図面を取り込みプログラムを作れるのですが、楽な方法をとらない会社の方針なので仕方が有りません。なにせ、社訓が“プロ意識を持つ事”という位なので…

私は、プログラムを作るだけならいいのですが品物を作るのがどうも苦手でいます。一つや二つならまだしも一日に1000個程も作るのです。機械も、それに応じて画面を見ながら数字を入力して調整していかなくてはならないので、結構大変なんです。

しかも、会社では“一つ一つ丁寧に検査して測定”…という、気が遠くなるような工程が待っています。それを、機械が動いている1、2分の間にやらなければならないので、一見すると凄い運動量のように見られるのですが、違います…

足が止まっているので、動いているのは上半身だけなので、身体自体は全然疲れないのです。ただ疲れるのは、目だけといった具合です。

また、職場の室温は一年通して同じ温度設定に保たれており、快適な環境の為か眠くて仕方ありません。午前中は睡魔との戦いになります。この睡魔との戦いは、なかなか目に堪えます。

寝起きの状態がずっと続いている感じです。なので、私はガムを噛んだり飴を舐めたりしながら、日々睡魔に抗い仕事をしています。

溜まりに溜まった目の疲れが、あるトラブルを引き起こした…

しかし、週も後半になると、どうしても溜まりに溜まった目の疲れが現れます。それを感じる出来事がありました。

私が、商品を測定して検査する時に、どうしてもいつもと同じように製品が出来ない時があり、気分転換にトイレに行きました。そうして、ふと鏡を見た時です。

なんと…私の目がいつもより赤いのです!しかも、瞼が痙攣していて目の下のクマがひどい…ちょっと焦りましたが、一時的なものだろうと思い、その日はあまり気にせずにそのまま仕事を続けていました。

しかし、しばらくすると先輩から声がかかり「直ぐに工場長の所に行くように!」と言われたのです。嫌な予感がしました…

予感的中でした。私が作っていた品物は“全て不良”ということでした。今までそんなミスを起こした事が無かったのでとても悔しく、そして、追い打ちをかけるように工場長からドスのきいた声で烈火のごとく怒られました。

私は、直角以下に頭を下げ、ただただ謝るしかありませんでした。その後、直ぐに仕事に戻ったのですが、それと同時に叱られたことの意味を深く反省しました。

その日は残業という結果に成ってしまい、皆に申し訳がなくて、自分自身を責めました…その日の夜は精神的に参ってしまい、明け方まで眠れませんでした。

朝起きると、目の奥がずっしりと重かったです。顔を洗う時も鏡を見ると、目の下のクマと目の充血が悪化していました。

メガネの購入時に発覚した意外な事実「えっ?私が老眼?」

それから暫く、私は残業が続き瞼がピクピクと痙攣して仕事をしていました。なので、二度と同じ思いはしたくないと思い、反省を踏まえた対策として、少しでも目の負担を軽減させようと、眼鏡を買う事にしました。

そうして、週末に家族と眼鏡を買いに出掛けた時のこと。眼鏡を作る時の検査結果に驚かされました。私が…なんと、老眼が始まっていると言うのです!「まだ30代なのに?」と思い、眼鏡を買うのをためらいました。しかし、家族の為だと思い、仕事専用にと若年者向けの老眼鏡を買いました。

それからは、会社では見え過ぎるほど見えるようになりました。少し躊躇いましたが、眼鏡を買って本当によかったです。失敗は無くなることは有りませんが、おかげでだいぶ減りました。また、今年に入り新しい老眼鏡を買い、現在でも使っています。

家族も目のことを心配してくれ、寝る前に温かくしたタオルを目に当ててくれます。この出来事には、家族の優しさを感じてとにかく嬉しかったです。

私も、目を疲れさせないように、仕事中は蛍光灯の光を見ないようにしたり、図面を早く頭の中に入れる様にしています。

欠かせないのが、目の周りのマッサージです。少しでも空いた時間があれば実践するようにしています。しかし、工作機械のモニターを余り見ないようにするのは、なかなか難しいです。

疲れ目から老眼になったのか、老眼になったから疲れ目が酷くなったのかは定かではありませんが、老眼と眼精疲労は繋がっているのだと実感しました。