疲れ目お悩み研究室

眼精疲労・ドライアイ・老眼など、目に関する悩みを解決していきます

【夜の運転が怖い!】長年のVDT作業でドライアイと老眼に

現在49歳、男性、会社員、設計業務をしています。元々は視力も裸眼で両方とも1.5程度あり、目には自信があった方ですが、社会人になり机で図面やら資料やら作るようになってから、目のかすみや痛みを感じるようになりました。

製図作業からの目の痛み。当時は目薬くらいしか対処法がなく

その頃は、目薬をさす程度で対応していましたが、段々と右目の見え方に違和感を覚えるようになりました。今から30年ほど前のことですので、当時はドライアイやVDTなどといった言葉も無く、「ただ単に、目を使いすぎて見え方が悪くなっているのだろう」と思っていました。

正直に思うと、これが今になって「目が疲れたりすることがこんなにつらいものとは思わなかった」と後悔しています。

転職後暫くは、机で作業するような仕事に就かなかったので、目が辛いとかいった自覚症状はありませんでした。ところが、40歳手前で再び設計業務の仕事をするようになってから、また、再発するようになりました。

再発。。老眼も重なり、夜間の運転はセンターラインも見えない程に視力が低下

最初は充血や目薬をさした際に沁みるのが辛い程度でしたが、急に老眼も来てしまったので少し生活に支障が出始めました。具体的には、近くを見た後に遠くを見るとピントの合うまでの時間が遅くなり、階段を踏み外しそうになったり、夜に車を運転するのが怖くなったり(特に雨で夜となるとセンターラインも見えない状況に)と、急に今までの見え方と違ったので、目の病気では?と心配になってきました。

1か月程度と短い期間で、あまりにも急に見え方が変わったので、眼科を受診することにしました。診察結果は老眼とドライアイとの事でしたが、老眼は40歳前半ですので納得しましたが、ドライアイは言葉を聞いたことがある程度でしたので、「まさか自分が!?」と半信半疑でした。

老眼とドライアイの二重苦、、対策は?

その後いろいろ対処しましたが、老眼に対しては目の体操を実施。いわゆる老眼体操と呼ばれるもので、近くを見た後にすぐに遠くを見てピント調整の体操をするというもので、結構目の奥に効いている感じがしました。

ドライアイに対しては、夏などの湿度が高い時期には何も感じませんが、冬の間、11月~2月は目を5秒も開けていられないほどになっており、夕方に目薬をさすと、強烈に沁みるため暫くは目が開けられないほどになっていました。

対策としていろいろ考えたのですが、ドライアイ用のメガネ(半密閉型でヒンジの部分に濡らしたフェルト状の物を置くタイプ)も試しましたが、曇ることが多く実用できるものではありませんでした。

困った挙句ひらめいたのがマスクでした。本来マスクは密閉してばい菌やウィルスを防ぐものですが、私はドライアイ対策で使っています。鼻とほほの間に隙間をわざと作り、暖かい湿った呼気が目にあたるようにしています、これが結構効果があって、パソコンを凝視する時や会議でスクリーンを見る際、今まではつらくて目を開けていられなかったのが緩和されるようになりました。

何かメガネは数千円出して勿体なかったかな、と思ってしまいました。老眼はある程度仕方がないと思っていますが、ドライアイは悪化すると目にキズをつけたりして別の病気も発症するようですので、くれぐれもたかが疲れ目と甘く見ないで、早めに眼科受診した方がいいかと思います。