疲れ目お悩み研究室

眼精疲労・ドライアイ・老眼など、目に関する悩みを解決していきます

【メガネの過矯正が原因!?】度の強いレンズが眼精疲労の原因に

営業事務をしております、35歳のOLです。1日のうちでも比較的長い時間オフィスの中に籠るケースが多い私ですから、中途入社から3年過ぎた31歳の頃には既に、かなりしつこい眼精疲労に悩まされていました。

しょぼしょぼ疲れ目に、目ヤニ、痒みが襲ってくる苦痛

単に目が疲れ易くすぐにショボショボするといった典型的な症状だけでなく、時として目ヤニがすぐに溜まると共にまるで花粉症に罹ったかの様な強烈な痒みが定期的に襲ってくるのです。そんな時は目が真っ赤に充血するまで強く目を擦るのですが、それでも中々痒みが収まらず、結局端末を離れて肩の力を抜き、ウルトラクールの市販目薬を何滴か点してようやく収まる、といった具合なのです。

ただ自宅に帰ってもしばらく不快な目の疲労感や痛みは続き、こちらは入浴して凝り固まった上半身を完全にほぐし、自室のデスクで改めてリラックスするまでは取れません。こんな日々が続くのが分かっていれば、もう少し目の健康に良い外回りメインの仕事にすれば良かったな…とかなり後悔していたものです。

様々な疲れ目対策を施すが、効果の程は…

ただ現状全く対策を施さずそのままにしていては、ますます目の症状が酷くなり普段の仕事にも支障が生じ始めるのは明白ですから、対策を講じたのは言うまでもありません。疲れ目の初期から既にクールタイプの目薬は常備必須でしたし、目や頭への血行を良くすべく椅子に座ったままのストレッチ法や凝りのほぐし方、また効果的な目周辺のマッサージ法も実践し、実際にある程度の効果を上げていた時期もありました。

ただそれらは基本的にプレッシャーを感じずに仕事がこなせている段階での事。納期やノルマがひっ迫し強いプレッシャーやストレスの中でそれらの症状が起きても、到底上記の対策だけでは疲れ目や痒み目を防ぐ事は出来ず、気分はますます最悪の状態になってしまっていたものでした。

たまたま気づいた、思いもよらない原因とは

それら症状の原因の一つが、当時着用していた眼鏡の強過ぎる度だったという事に気付いたのはしばらく後の事。たまたま眼鏡のつるを留めるビスが緩んでいる事に気付き、それを直そうと自宅近隣にあるメガネショップを訪れた時、ついでにと受けた視力調査サービスで、眼鏡が過矯正だということを指摘されたのです。

確かにテストとして入れ替えてもらった若干度の弱いレンズでは、より対象物がナチュラルに見える一方眉間が締め付けられる様な緊張感や痛みも出ず、かなり快適だったのです。それなら即レンズを替えた方が良いだろうと度を再調整したレンズ買い替えを依頼。

1週間後に出来上がった新レンズの眼鏡を掛けて仕事に臨んだところ、それまでの疲労感や痛みが大きく改善され、目の痛みや痒みも次第に軽減していったのでした。手前の見え易さや目に掛かる負担を軽減した結果、より遠方へのピント合わせに若干難儀する場面も出てきたものの、生活全体を見渡せば目の症状を気にする時間も減り、日々の暮らしもかなり快適となったのです。

現在では遠方の視界を重視するドライブ等ではコンタクトを利用する等して、その眼鏡と上手く使い分けをしています。