【それってただの疲れ目?】素人判断は本当にダメですね…
私は、現在50歳になる自営業の男性です。約5年前、バス停で時刻表を見た時に目に痛みを感じた時から目のトラブルが始まりました。
素人判断は危険!疲れ目かと思って眼科を受診してみたら…
強い日差しもさしていたし、前の晩も遅くまでパソコン作業をしていたので、その時は疲れ目かと思い帰宅しました。
その夜、洗面所の鏡を覗き込んだら黒目の上の部分が若干白くなっているのに気づき、びっくりしたのと同時に失明するのではないかという恐怖感でいっぱいになり翌朝を待ち、眼科へ駆け込みました。
眼科で下された診断は、「ちょっとひどいドライアイと加齢による黒目の白濁症状がみられますね。」とのことでした。そこから、日に4回の点眼薬の投与と2週おきの通院が始まりました。
ひと月ほど経ってようやく、ドライアイの影響と思われる突発的な痛みは解消されました。白濁症状の解消は約3年くらい要したものの、現在も完治したとは言えない状態です。
眼科へ駆け込む数週間前から目の違和感とピントの甘さを感じてはいたので、メガネの度数が合わなくなっているのだろうとメガネを作り変えて安心していたのですが、問題は目そのものであって度数の問題ではなかったという素人判断の怖さを思い知らされました。
やはり、不調を感じた際に専門家への受診を早くしておくべきだったと今更ながら思っています。
「治った!」と思ったら、次の病が待ち受けていた
5年前に始まった眼科受診ですが、当初の症状の改善には約3年半くらいを費やしました。
これで、やっと眼科通いからも解放されるかと思っていたのですが、今度は「白内障の初期症状があります」との診断が付け加えられ、現在も通院を余儀なくされています。
当然ながら、日に4回もやらなくてはならない面倒な点眼薬の投与も続いている状態です。
今は、当初の症状ではなく、新たに加わった症状と失明するかもしれない恐怖感といずれ手術しなくてはならなくなるのではないかという恐怖が加わった状態で、日々暮らしています。
とは言え、二週間おきであった通院は、現在は三週間おきにはなっています。
治療は面倒だが、早いうちに受診しておいてよかった
点眼薬の投与は、3種類の目薬を日に4回さすため、点眼薬の間隔を最低5分以上あけなければいけないため、計算上は、点眼薬の投与だけに1日のうちの約1時間を使っていることになります。
これがなかなか日常生活の中では厄介なことで、仕事や家事の関係で、決められた時間に点眼することができず遅延したりすると、痛みが走ったり、充血したりということが起きます。
その為、点眼薬の投与だけにはかなり神経を使った生活を強いられています。
それでも、いつかスッキリとした視界が回復できれば良いのだがと思いつつ、治療を続けています。つくづく、目の異常を感じた際には、とりあえず専門医の診断を受けておくべきだと思います。
何も異常がなければ、安心感を得られますし、精神衛生上もその方が得策だと思いますよ。