疲れ目お悩み研究室

眼精疲労・ドライアイ・老眼など、目に関する悩みを解決していきます

【VDT症候群体験談】職業病克服のために私がとった方法

私は現在36歳男性会社員です。以前、連続したVDT作業により眼精疲労を患った時の話で、いわゆるVDT症候群の体験談です。

多忙を極めたメーカー勤務時代。特に目の負担が激しく

眼精疲労が発生したのは、メーカー勤務時代の31歳頃でした。おそらく、VDTの作業が主な要因と考えられます。

“VDT”と聞くと耳慣れない言葉かもしれませんが、パソコン等の画像情報端末を使用した作業のことがVDT作業と呼ばれており、Visual Display Terminalの頭文字をとったものです。

当時は、業務も多忙を極めており、ひっきりなしに続くVDT作業のため、休憩は2時間から4時間に数分といった仕事の進め方をしていました。これでは、目の休憩時間が少なくて、眼精疲労になる可能性が高いのも仕方ありません。

そうしてこの眼精疲労が、様々な症状を引き起こしていくことになったのです。

私の場合には、頭痛や倦怠感、吐き気などの症状が確認されました。このような症状が発症すると、集中力の低下したりと、マインド面での影響が大きかったと言えます。

私は、特に酷かったのが頭痛で、継続する痛みにしばらく仕事が手につかなくなる事がありました。

眼精疲労による辛い頭痛や吐き気…私のとった対策法

こういった辛い症状を引き起こした眼精疲労ですが、仕事や生活に支障をきたす為、真剣に対策を考える必要に迫られました。

まずは、この眼精疲労に伴うものと思われる肩周辺や首周辺の筋肉の緊張をほぐすために、マッサージを施しました。

このマッサージは、一つの対処法ですが、根本的な眼精疲労の解消には結びつかずに、対処療法でしかありませんでした。しかしながら、マッサージにより、3日から5日程度は、眼精疲労に伴う頭痛は、緩和することができました。

マッサージ以外の根本的な眼精疲労の対策として、私が実施したのは次の2つに方法になります。ただし、個人差がありますので、一つの実施例としてご参考ください。

1.VDT作業を1時間したら、必ず10分以上休憩時間をとる(セオリー)
2.入浴中に目もとを指で軽くマッサージする(10分前後)。

この2つの方法を継続して実施すること6か月…少しずつ眼精疲労に伴う頭痛や倦怠感、吐き気の症状が、緩和されていることに気づきました。
1年後には、眼精疲労を意識することが、大幅に少なくなったことに気づきました。

マッサージのポイントとしては、特に目頭周辺のマッサージが効果ありました。(※ただし、このマッサージは私なりの方法であって、医学的な根拠はありませんのでご注意下さい。)

VDT作業を隔絶する事は不可能!うまく付き合っていく為の対策が大事

このように、眼精疲労の原因がVDT作業がであると考えられる場合は、とにかく出来る限り、目にかかっている負荷を軽減してあげましょう。シンプルですが、結局は一番の対策になると思います。

ですが、VDT作業を完全に無くすことは、現代の作業環境からいってかなり難しいと思われますので、どのように上手く付き合うかが、眼精疲労と付き合う大きな課題となると考えられます。

私は今もVDT作業をしていますが、これらの方法をとったおかげで、眼精疲労は過去の症状となりました。特に私には、こまめに適度な休憩を取る事が、VDT症候群を克服するのに大きな効果があった事をお伝えしたいと思います。