【訪問介護の利用者が教えてくれた】眼精疲労の原因になっていたのは…
私は45歳の主婦です。平日は訪問介護のパートをしています。眼精疲労に悩まされていましたが、とあるきっかけで、その原因に気づく事になりました。
肩こりと頭痛に悩まされる日々。原因がわからずしんどい毎日
中学生の頃から近視だったので眼鏡をかけていましたが、20代を過ぎてからはコンタクトをしています。
かなり度の強い近視なのでコンタクトをしていないと、学生時代は教室の一番前に座っていてもホワイトボードの字が読めないほどでした。
その後結婚をして既に40代も半ばになったのですが…最近は年齢のせいか身体の疲れがなかなか抜けなくなってきました。仕事は体力がいりますし、一晩中寝ても回復しません。
そのうち肩こりと頭痛に悩まされるようになったので、きっと肩こりから頭痛になるのだろうと思い、整体に行ってみましたが2、3日もするとまたぶり返してしまいます。
おまけに、何となく目の奥が重たい感じがする…日々の不快指数は急激に上昇し、ただの肩こりと頭痛で気分もどん底まで落ち込むようになってしまいました。
「しんどい…病院に行ったほうがいいのかな?」でも、何科にかかればいいんだろう…そんなことを考える毎日でした。
訪問介護の利用者さんが教えてくれた意外な事実
そんなある日のこと、いつものように訪問介護の仕事をして利用者さんと話をしながら記録をつけていた時のことです。
記録用紙の字が読みづらくなり、思わず両手で紙を持ち、顔から30㎝ほどぴーんと離して読んでいると…
「あら、あなた若いのに老眼?」と利用さんが話しかけてきました。
「えっ? いえ、若くないですよ。」(違う)
「老眼になると近くの字が見えづらくなるのよ。眼鏡をかけないと眼が疲れるわよ。」
と利用者さんが言います。
そのとき私はひょっとしたらこの症状は眼の疲れから来ているのではないか…と思い眼科を受診することにしました。
原因は、老眼になって目の負担が増えていたことによる“眼精疲労”だった
眼科での問診で、眼精疲労だと言われた時には今までの悩みの雲がすーっと晴れていったような感覚でした。症状も辛かったですが、原因が分からないのも辛かったからです。
その後の詳しい検査で、利用者さんに言われた通り老眼であることも分かました。私の場合、左右の視力が違うため余計に眼に負担がかかってしまうとのことでした。
また、コンタクト自体若い時に測定して作ったものをそのまま使っていること、老眼なのに眼鏡を使っていない、寝る前に1時間以上パソコンを使用する…と、眼精疲労を引き起こすダメダメ習慣のオンパレードだったのです。
眼科では目薬を処方されましたが、眼を温タオルで温めたり、眼精疲労に効くツボを教えてもらったりして普段眼の疲れを感じた時に行っています。また寝る前にパソコンを見るのはやめました。
そんな生活を続けているうちに、あれだけ悩まされていた肩こりと頭痛もほとんどなくなり、快適な毎日を過ごしています。
あの時、眼科を受診するきっかけをくれた利用者さんに感謝しています。