【疲れ目から結膜炎に】でも運転「ちょっとだし…」が招いた事故
50才 女性。飲食店に勤務しています。40代に入った頃から仕事が終わった後に、目が疲れるようになりました。
「我慢できる範囲だし…」と思っていたら結膜炎まで引き起こしてしまう
目をつむると楽なんですが、開けていると痛くてたまらず、目薬を注したり暖めたり、自力でなんとかしていました。仕事では飲食店なので調理場にいますが、午後から2時間程は事務処理をするのでパソコンの前から離れられません。
パソコンは目が疲れるし、調理場も油やソ-スが目に入る時があります。仕方のない事ですが我慢出来る範囲なので、ほったらかしにしていました。しかし、この疲れ目から結膜炎になり、事故を起こしてしまいました。
45才の時です。痛いのでついつい触ったり押したりしすぎて、目の周りが真っ赤になり痛くてたまらなくなりました。平日の休みを利用して病院にいく事にしました。小雨がぱらついていましたが、ちょっとだし大丈夫だろうと、車を運転して一人でいく事にしました。
しかし家を出て5分もしないうちに、雨が激しくなりました。住んでいるのは京都市内で、バスやタクシーがひっきりなしに走っています。眼科までは車で10分かかりませんが、雨のせいか車が混んでいます。
それは、治療に車で病院へと向かう道中のことでした
雨が降っていなければ問題ないのですが、大雨にこの目では危険です。一旦引き返しバスでいこうと考えましたが、もう家より眼科の方が近く、そのまま行く事にしました。
そして、大通りからこの角を曲がれば眼科は目の前という時。右にハンドルを切って曲がった瞬間、助手席側に原付きが現れました。そして左側のボディに激突したのです。
鋭い衝撃がありました…一瞬、何が起こったのかわかりませんでした。
倒れた原付きを見て、目の前が真っ暗になりました。若い男の子でしたが、もう一台後ろから来た原付きが友達だったようで、倒れた原付きを起こしています。
路肩に車を止め、倒れた方の男の子が歩いてくるのを待ちました。怪我はないようです。しかし、とんでもない事をしてしまいました…
油断と慢心が招いた事故…とんでもない事をしてしまったと後悔
雨で視界が悪い上に目が見えにくく、原付きが全く見えなかったのです。でもそんなの言い訳です。悪いのは私です。
救急車は呼ばなくて大丈夫だと言うので、警察を呼びに行きました。たまたま近くに交番があり、そこまで走りました。
現場検証が始まりました。相手の方は擦り傷だけでしたが、原付きの前のタイヤも部分が歪んで乗れない状態になっています。申し訳なくて何回も謝りました…
気のいい若者で、原付きさえ直れば大丈夫との事です。そちらの方は保険屋に任せる事にしましたが、後遺症が心配です。連絡先を交換するよう警官に言われ、その日は別れました。
その後も心配で連絡しましたが、後遺症はないとの事でした。目が見えにくいのに、「近いし、少しくらいなら…」との油断と慢心が招いた事故でした、あの時運転するべきでなかったと反省しています。本当に申し訳なかったと思います。