疲れ目お悩み研究室

眼精疲労・ドライアイ・老眼など、目に関する悩みを解決していきます

【目の痛みはやがて全身に…】眼精疲労が原因で退職した体験談

眼精疲労って、時には仕事をしているどころではない程につらい症状を引き起こすことがありますよね。こちらの記事は、趣味を活かして大好きな縫製の仕事についたものの、眼精疲労にまつわる疾患で退職せざるを得なくなってしまったという、44歳女性Aさんの体験談です。

老眼から眼精疲労に…辛い症状に好きな仕事を退職した体験談【44歳女性】

針に糸が通らない…これが老眼なの?

子供の頃から視力だけは凄く良く、目のトラブルは殆どありませんでした。

40歳前後から、近くの物を見る時に、こめかみあたりがグーっと痛くなるようになりました。目がピント調節を頑張ってるのが凄く分かりました。41歳の時、縫製の仕事に就く事になりました。フルタイムではなく、週に3~4日程度、一日5~6時間の勤務です。

ミシンや編み物が大好きで、得意分野だった縫製ですが、仕事を始めて気が付いたことがありました。それは、「針に糸が通しにくい事」です。

ビックリしました…体と言うか指先が糸を通す感覚を覚えているので、どうにか通せるのですが、針穴と糸の距離感が分からないというか、ぼやけるというか…初めての感覚でした。針穴が見えにくいという奇妙な感覚に、「もしかして、これが老眼なのか…私も歳をとったものか」と、凄くショックを受けました。

目の奥が“ズン”と痛くなる

今までは、長時間ミシンを使ったり、編み物をしていても、肩は凝っても目が疲れるという事はありませんでした。でも、この時は、縫製の仕事をした後は、目の奥がズンと痛くなりました。

どうやら、仕事として裁縫をするというのは、思った以上に目に負担がかかってしまっているようです。それが回復しないまま、また翌日仕事に行くと、更に目の奥が痛くなりました。次第に肩がガチガチになり、頭まで痛くなってきました。

市販のロキソニンを服用しましたが、全く治まらず、別の頭痛薬を服用して、その日は寝ることにして、翌日はお休みだったので、肩や首を伸ばす体操をして、なるべく目を使わないように心がけました。

次の日はまた仕事。やはり夕方くらいになると目の奥が痛くなり、頭痛がし始めました。お休みの日に少し改善して、仕事にいくとまた酷くなるの繰り返しをしながら、ごまかしごまかし何とか過ごしていました。

目の負担は頭皮にまで現れ始め、泣く泣く仕事を辞めることに…

それから3ヶ月が過ぎたころ、ある日、髪が指に絡まって髪を数本引っ張ってしまった時に、頭皮に激痛が走りました。肩が凝り過ぎて、慢性的な頭痛が続き、頭皮まで痛くなってしまっていました。あまりの痛さに櫛も使えません。

これは重症だと思って、仕事を暫くお休みさせて頂く事にしましたが、復帰したらまた同じ事が起こってきてしまいます。折角見つけた趣味を活かせる仕事でしたが、そのお仕事を続ける事ができずに、断念しました。

それから3年経った今、頭皮の痛みは取れましたが、こめかみがグーッと痛くなるのはまだ続いています。なるべく根を詰めないように、趣味程度に裁縫を楽しんでいます。現在は、スマホの小さい文字を見過ぎないように注意しています。

ひとみの「ここがポイント!」

Aさんは、老眼によるピント調節の負担が増えたことが眼精疲労の原因になり、それが肩コリや頭痛などの症状を引き起こすようになってしまいました。

その症状から、せっかく好きだった仕事を退職せざるを得なくなってしまったのですが、仕事を辞めるかどうかは人生を左右する大問題です!ここまで悪化してしまう前にやれる事はたくさんあります。そもそも『目を疲れにくくする』ことと、『目が疲れてしまったら早期に回復させる』ことが大切です。

目の疲れを回復させるために、まず自分で何とかする方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、Aさんのように深刻な事態になる前に試してみてください→【眼精疲労の対処法】自力で治すためのセルフアイケア方法

それでも、眼精疲労がツラすぎて「もう仕事は続けられない!」という状態になっている方は、『眼精疲労を理由に退職ができるのか?』『労災として扱ってもらえないか?』ということにクローズアップして、退職までの流れや労災申請についてこちらの記事で解説しています→【眼精疲労で退職】労災?甘え?人生を左右する選択とやるべき事

わたくし管理人ひとみも眼精疲労にはずっと悩まされてきました。その症状の辛さを知らない人に「たかが眼精疲労」だなんて言われるのが辛くて、軽い鬱にまで陥ったこともあります。そんな時、色々調べてたどり着き、私にピッタリハマったのがアスタキサンチンルテインを使ったサプリでした。

現在も仕事でパソコンをよく使いますが、元気よく一日の仕事を乗り切れているのも、そのおかげだと思います。

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